久しぶりの実家

2年半ぶりくらいの実家。

たった2年半なのに思ってたより古さが増して驚いた、
少し引いてしまった。

実家をでてからも、母は変わらず家事もしてそうだし、そもそも極端に汚くなったわけではない

だけど少し悲しかったというより、切なかったという方が合ってるかな‥

壁に少しシミがあったり、棚が前よりも劣化が目立っていたり、そういうところが自分が住んでいた頃よりかなり目についた。
こんな感じだったっけなぁ、でもまぁもしあのまま一緒に住んでいたら自分も何も思わず、この変化に気づくこともなかったのかな
毎日見てると気づかないものかもしれない

家が歳をとってるようで、なんとなく台所は祖母の家の匂いがした。これも驚いた。

母はもともと独り言多いし、正直私自身も多いから慣れてるけど、久しぶりに聞いたらなんか増えたかな、ストレスたまってるんかなと不安になった
でもまぁ前からこんなもんかと、妹に話して納得した。
父は変わりは特にないけど、聴力はやはり弱いようで補聴器を使う時間が増えていた。

そりゃ30越えたんだ、みんなも歳をとるよね
住んでる場所もそうだ
だけどなんとなく、今日初めて、自分の実家がいずれは祖母の家のようにひっそりとした、今とは違う空気感になる過程が頭をよぎった。

久しぶりに父と母に会って、なんとなく母は顔つきが違うような気もした
全部を「久しぶりだから」という言葉になんとなくの不安をのっけるけど、たった2年半なのに‥ちょっと寂しくなった。

老いるスピードはけっこう早いのかもな
コロナもあるけど、こまめに会うのはやっぱり大切なのかもしれない